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思いやりのパワーを呼び起こす

デヴィッド・R・ホーキンズ著の『パワーかフォースか』がとても良かったので、本からの抜粋をシェアさせて頂きます。

『己の真実は日常生活で発見することができます。

必要なすべては、ただ思いやりと優しさで生きることのみである。

あとは、そのうち明らかになるでしょう。

平凡なことと神とには、区別はありません。』

『外部世界の構造を詳しく見れば見るほど、実際に人は内なる世界の意識の複雑な働きを見ているにすぎないことを発見することになるでしょう。

意識そのもの以外に、外部世界は存在しないのです。

外部世界を信じる習慣的な傾向として、一時的なものを常に「自分のもの」と見なす傾向の人間の虚栄心があり、それこそ私たちの根本的な幻想だといえるでしょう。  

客観的に見ると、思考は実に「世の集合意識」に所属しているということが見えてきます。

個人個人のマインドにおいて、それらの思考を新しい組み合わせと順列をもって処理するにすぎません。』

『プレゼンスと共にすべての恐怖は消えていき、説明できないほどの恍惚感として、至福が静かなレベルで感じられます。

なぜなら時間の経験が止まるので、どんな不安も後悔も痛みもなく、またそこにはなんの期待もないからです。

喜びの源は果てしなく続き、永遠にここに存在します。

始まりも終わりもなく、失うことも、深い悲しみも、欲望もありません。

すべてのものが完璧で完全なので、すべき必要のあることは何もないのです。 

 時間が止まると、すべての問題は消えます。

なぜなら、問題は知覚によって創造されたものにすぎないからです。

プレゼンスが増してくると、自分は肉体であるとか、マインドであるといった識別はなくなります。

マインドが静まると、「われ在り」という思考も消えます。』

『「どうすればそんな意識に到達できるのか?」と、きっと不思議に思われるでしょう。

ほんのわずかな人間しかそのようなステップを歩まないのは、それが 至ってシンプルな道だから です。 

 私は何よりもその状態に達したいという願いが強かったのです。

それから例外をつくらず、 すべて に対して、普遍的なゆるしと優しさをもって接するように訓練し始めました。 

 自分自身にも、また自分の思考も含めて、人間はすべてに対して慈愛を持たなければなりません。

そして、欲望にすがることをやめて、一瞬一瞬の自己的な意志を手放すことです。

各々の思考、フィーリング、切望や行為が神に委ねられるとき、心はより静寂さを増していきます。』

『私はまず、心や思考、概念といった、自分に語りかけてくる対話をすべて放棄しました。

思考そのものから解放されると、その思考はもはや自分の奥深くまで到達することはなく、半分は思考の形とならずに断片化し始めました。

最終的には思考となる前に、思考そのものの背後にあるエネルギーを手放すことができるようになりました。  

瞑想状態からほんの一瞬も気をそらさずに、厳しくフォーカスし続けることを絶えず行いました。

これを、日常生活の中で続けました。

最初は非常に難しく思えましたが、時間が経つにつれてそれは習慣となり、努力なしに自動的にできるようになりました。』

『どんなに努力しても、思いやりがなければ有意義なことは何も達成できません。

個人的なセラピーから大きな社会的状況に至るまで、一般論的なことに対しても同じことが言えます。

患者は自分自身にも、また他の人々に対しても、思いやりのパワーを呼び起こすまでは、本当の意味で治ったり、根本的に癒されることはありません。

そういう癒しが起きると、今までヒーリングされていた人が、きっとヒーラーになることでしょう。』

今日も素敵な1日を☺️

Makiko