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流れに身を任せる〜ただし、流れの進捗管理はしない

「流れに身を任せる」

いい言葉ですよね。

執着を手放す。
宇宙に委ねる。
起きることを受け入れる。

スピリチュアル界隈では、もうすっかりお馴染みです。

私も散々使ってきました。

でも、あるときふと思いました。

流れに身を任せることすら、コントロールしたがっていませんか。

「もう手放しました」

と言いながら、翌日には、

「で、いつ動きますか?」

「この出来事にはどんな意味がありますか?」

「これは宇宙からのサインですか?」

と確認する。

それはもう、手放したというより、

手放したものを監視しています。

「お任せします」と言いながら、進捗管理している。

人って、なかなか忙しい生き物です。

私自身も、これまでかなり「人生をちゃんとする」ことをやってきました。

仕事を作る。
目標を決める。
住む場所を決める。
次の方向を決める。

「自分の人生は自分で切り開く」

というのは、今でも嫌いではありません。

でも最近は、

「切り開く」と「コントロールする」は違う

と思っています。

自分で一歩は踏み出す。

でも、その先に何があるかまでは決めない。

ここ、結構大事です。

人生には、自分では決められないことが普通に起きます。

時代が変わる。

人が変わる。

仕事が変わる。

身体が変わる。

年齢も重なる。

予定していなかったことが起きる。

そして私たちは、すぐに言います。

「こんなはずじゃなかった」

いや。

こんなはずじゃない人生のほうが、たぶん普通です。

予定どおりにしか進まない人生なんて、もはや人生というより工程表です。

だから最近は、起きたことを全部「意味」に変換しようとするのもやめました。

何かが起きた。

「これは何のサイン?」

「何を学ぶため?」

「宇宙は何を伝えている?」

……毎回そこまで解読しなくてもいい。

人生から届くものを、全部暗号だと思わなくてもいいのです。

ただ、

「こうなったか。」

と受け取る。

それから、

「じゃあ、ここからどうする?」

と考える。

それくらいで十分です。

受容は、諦めることではありません。

何もしないことでもありません。

起きてしまったことを、起きていないことにしない。

私はこれが受容の核心だと思っています。

身体が変わったら、その身体でできる方法を探す。

環境が変わったら、その環境から見えるものを見る。

仕事が終わったら、終わったところから次を考える。

計画が崩れたら、崩れた場所から新しい地図を描く。

現実に計画を合わせる。

計画に現実を合わせようとしない。

そして、最近いちばん面白いと思っているのが、

「流れに身を任せる」こと自体を、完璧にやろうとする人間の習性です。

ちゃんと手放そう。

ちゃんと受容しよう。

ちゃんと委ねよう。

ちゃんと流れに乗ろう。

……。

もう、それがコントロールです。

受容にまで「正しいやり方」を求め始めたら、何のために手放したのか分かりません。

私は今、自分の人生を以前ほど急いで決めなくなりました。

何をするのか。

どこへ行くのか。

どんな仕事をするのか。

もちろん考えます。

でも、決めたものを絶対に守ろうとは思わない。

途中で変わってもいい。

違うと思ったら戻ってもいい。

予定外のものが入ってきたら、それも材料にしてみる。

人生を、自分ひとりで制作しなくてもいい。

現実にも少し筆を持たせてみる。

そのほうが、たぶん面白い作品になります。

「流れに身を任せる」というと、なんだか優雅に川を流れていく感じがします。

実際には、

流されてみたら枝に引っかかったり、
浅瀬で止まったり、
急に方向が変わったり、
「ちょっと聞いてないんですけど」となることもある。

でも、それでいい。

むしろ、

「聞いてない」ことが起きるから、人生は面白い。

全部知っていたら、ただの予定です。

だから今は、

「流れに乗らなきゃ」

ではなく、

「流れてきたものを、いったん受け取ってみよう」

くらいにしています。

使えそうなら使う。

違ったら置いておく。

必要なら方向を変える。

そして、また歩く。

人生を完璧にコントロールすることより、

起きたことと一緒に、少しずつ形を変えていく。

私は今、そのくらいの自由さが好きです。

人生は作品です。

でも、完成予想図はありません。

だから最近は、あまり完成させようとしないことにしています。

どうせ完成予想図を持っているのは、
人生ではなく、私たちのほうです。

そして、その予想図はだいたい外れます。

Makiko

ココナラでもブログ書いてます。

他人の目を気にして自滅する人生から、自分だけの静けさを取り戻す。静謐監査官・Makikoがお届けする、さらに濃い『人生の裏監査報告書』は、Substack(無料メルマガ)にて毎週配信中。不定期ライブもやってます。

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