自分の中にある矛盾した強烈な感情やエネルギーの、両方の手綱をしっかりと握ってコントロールする
「もっと前に進みたい、新しい世界へ飛び出したい」という野心的な自分と、
「失敗したくない、傷つきたくない、今の安全な場所に留まりたい」という恐れを抱いた自分がいて、
完全にそっぽを向いて猛烈な綱引きをしている最中の方もいらっしゃるかもしれません。
多くの人は、こういう時どちらか一方を切り捨てようとします。
「ネガティブな感情は消さなきゃ」とか、
「野心なんて持つから苦しいんだ」とか。
でも、それは無理な相談です。
両方ともあなたという人間を動かす大切な馬力だからです。
魂の学びとは、その二極の間で白黒つけることではありません。
相反する二つの力を「よしよし、お前たち両方とも連れて行ってやるから、
黙って私の言う通りに前を向け!」と、圧倒的なあなたの意志の力で束ねることです。
あなたが運転席に座り、あなたが舵を取るのです。
感情の暴走の奴隷になったり、状況の被害者ぶったりするのは今日で終わりです。
少しぐらい道がガタガタでも、泥だらけになっても構いません。
スマートに目的地に着くことよりも、
自分の意志でこの不格好で矛盾だらけの自分自身を前に進めるという経験そのものが、今のあなたの魂を強烈に鍛え上げます。
人生の主導権を、ご自身の手でガシッと取り戻す時が来ていますよ。
今あなたが手放すべき不要な信念は?
「私は大人なんだから、感情的になっちゃダメ」
「相手の立場も理解して、常に波風を立てないように平和的に振る舞わなければ」
……今のあなたがさっさとゴミ箱に投げ捨てるべき不要な信念は、
その「常に精神的に成熟した、完璧に穏やかで物分かりの良い人間でいなければならない」という重苦しい思い込みです。
あなたは周りの人にとって、とても優しく、感情のコントロールが効く、器の大きな頼りがいのある存在なのでしょう。
しかし、その「立派な聖人君子の仮面」の裏側で、あなたの本当の感情が
「もっと私だってワガママ言いたい!怒りたい!察してよ!」と暴動を起こしかけています。
海のように広い心を持っていると自負するのは結構ですが、
海だってたまには大嵐になって、船の一隻や二隻ひっくり返す権利があるんですよ。
常に凪いでいる海なんて、不自然極まりないです。
ネガティブな感情やドロドロした本音を理屈で丸め込んで、
綺麗に包装して心の奥底に沈めるのはもうやめましょう。
「怒ってはいけない」「取り乱してはいけない」という信念は、あなたから人間らしい生命力と魅力を奪っています。
清く正しく美しいだけの人間なんて、もはや人間である必要がありません。
あなた自身のドロドロとした嫉妬や怒りも、愛すべきあなたの人間味の一部です。
変なプライドは捨てて、もっと自分の中の「未熟でどうしようもない部分」を笑って許してあげてください。
その方が、ずっと風通しが良くなるでしょう。
自己愛を深め、内なる平和を育てるために必要なことは?
自己愛と聞くと、何か高価なご褒美を自分に買ってあげるとか、
一人でアロマを焚いて瞑想するとか、そういう「自己完結する癒し」を想像していませんか?
もちろんそれも悪くありませんが、今のあなたにとって一番強烈に効く自己愛のアクションは、
「他人に盛大に甘えること、そして喜んで受け取ること」です。
あなた、人に与えることや世話を焼くのはプロ級なのに、いざ受け取る段になると素人以下かもしれません。
誰かが手を差し伸べてくれても、
「あ、大丈夫です!自分でできますから!お気遣いなく!」
と、まるで借金取りから逃げるような勢いで拒絶していませんか?
それは謙虚さでも遠慮でもなく、ただの「愛の受け取り拒否ブロック」です。
宇宙のエネルギー循環において、あなたは今、巨大なダムとなって流れをせき止めてしまっています。
「助けてもらうこと」や「与えられること」は、相手に負い目を感じることではありません。
あなたが誰かに優しくした時、相手が喜んで受け取ってくれたら、あなたも心がポカポカして嬉しいですよね?
それと全く同じです。
あなたが意地を張って全部一人で抱え込み、
完璧にこなそうとすることは、周りの人から「あなたを喜ばせるという幸福」を奪い取っているのと同じです。
私も他の人や宇宙に思い切り頼り、たくさんの助けを受け取っています。
あなたも、もっと周りを頼って、そして助けてもらったら
「ありがとう!私って本当に幸せ者!」と満面の笑みで堂々と受け取ってください。
あなたが自分の弱さや足りない部分を認め、
他人の優しさを素直に受け取るスペースを心の中に空けたとき、本当の意味での内なる平和が訪れます。
一人で完璧なスーパーウーマンになろうとするのをやめて、もっと世界に甘えて大丈夫です。
愛されることを、無条件に自分に許可してください。
皆様にとって素晴らしい8月となりますように。
Makiko


