こんにちは!石垣島のMakikoです。
今回は、9年前ぐらいに当店でレイキ修得コース&ライタリアンレイキをご受講いただいた大阪在住のLisaさんのインタビュー記事です。
ここ2年ほどは連絡を取り合ってなかったのですが、正直今回のインタビューでは彼女の変容具合に驚きました。
色で言えば黒から白に変わったぐらいの変化です。
今思えば、出会った頃はアメリカ人の彼女が全く違う文化の日本に馴れるだけでも、大変な時期だったのだと思います。
そして、私もその時長く住んだ海外から日本に戻ってきたところだったので、全く馴染めず、その辺りが似ていたので引寄ったのかもしれません。
今回、彼女が日本生活を楽しんでる様子を知ることができて、そして私自身も日本のお味噌汁&ご飯ってやっぱり美味しいな、と最近(笑)思い始めていたところだったのでシンクロを感じました。
前はよく、日本がおかしいのか?私たちがおかしいのか?みたいな話をしていたように思います。
彼女が本当に変わったのでしょうか?
それとも私が変わったから、私の彼女への見る目が変わったのでしょうか?
それともエネルギーが交錯しあって、お互い変わったのでしょうか?
日本を期待からではなく、ありのまま見れるようになったのだと思います。
スピリットと交信する感覚や、異文化で暮らすからこそ感じること、そして子育てが彼女のスピリチュアルジャーニーをどのようにサポートしているか、など興味深いお話がたくさんありますので、ぜひ最後までお楽しみください。
*あなたのスピリチュアルジャーニーについて教えてください。
この人生においてのスピリチュアルジャーニーは、小学生の頃に始まりました。まるで章ごとに展開していくように、10年ごとに節目があるような流れでした。
初めは、「ただの夢だった」と自分に言い聞かせていましたが、心の奥では、それが本当の体験だったとわかっていました。今になって考えてみると、そのとき訪れてくれたスピリチュアルな存在は、私のスピリットガイドで、これから起こることへの準備を手伝ってくれていたのだと思います。
その頃の私は、人生を大きく揺さぶられるような深い試練の中にいました。
20代のとき、生まれ育ったマウイ島から別の島へ移り、大学の学位を修了しました。この時期は、まさに「発見の章」でした。卒業後、不思議とクリスタルに惹かれ、直感のままにクリスタルを使ったジュエリー作りを始めました。その先に何があるかは分からなかったけれど、だんだんと不思議な偶然が次々に起こり始めて、私は今世とはまた違う“記憶”を思い出すようになりました。
30代の時、私は日本に移住しました。それまで心の中に抱えていた重たい感情を徐々に手放していく中で、自然と自分の中の波動が高まり始めました。そして、今まで以上にしっかりとチャネリングができるようになり、自分のハイヤーセルフやスピリットガイド、さらには木々とも深くつながれるようになりました。そこから、すべてが流れ始めたのです。
*過去に強烈なスピリチュアル体験をしましたか?それはどんなでしたか?
私は、これまでに多くのスピリチュアルな体験をしてきましたが、その中でも特に印象深いのは、数年前、夫の祖母が亡くなった頃に起きた体験です。
彼女が亡くなる前、私は日本語の語学学校に通っていて、毎日音楽を聴きながら駅まで歩いていました。音楽は、昔から私をトランス状態に導いてくれるものでした。ある朝、川沿いを歩いていると、心の中で「手を上げて、木の葉に触れてみて」と言われたような気がしました。でも私は実行しませんでした。「周りの人にどう思われるだろう?」と恥ずかしく感じたからです。
次の日も同じメッセージが来ました。それでも私は勇気が出ませんでした。頭の中で誰かがやさしく促してくるのを感じながらも、「そんなことできない」と内心で答えていました。
それが何日か続き、5日目になったとき、自分の中で何かが変わりました。「これは自分の想像じゃない、本当に何かとつながっている」と感じたのです。そこで、私はようやくその声に従いました。
手を上げて、木の葉にそっとふれました。すると体にエネルギーが流れるような感覚がありました。私は木に問いかけました。「どうしてこれをしてほしかったの?」すると、こう返ってきました——「あなたの悲しみを私に預けて。重さを一緒に抱えるから。」
私がその時に抱えていた“重さ”とは、夫の祖母がもうすぐ亡くなるであろうと感じていた深い悲しみからくるものでした。でもそのときは、そのような気持ちを誰にも打ち明けていなかったし、私自身その重さのわけをはっきり自覚していたわけではなかったと思います。
その日から、毎朝同じように木の葉に触れるようになり、次第に気持ちが楽になっていくのを感じました。今でもその川沿いの木々の前を通るたびに話しかけ、感謝の気持ちを伝えるようにしています。
*ここ数年で心理的に何か変化しましたか?
はい、間違いなく変化がありました。
中でも私が受けたQHHTセッションの影響が大きいと思っています。セッションでは、いくつかの過去世を見ることができましたが、今世の自分の一部を理解する手がかりとなりましたし、ハイヤーセルフとも深くつながることができました。
その体験のあと、つながりたい周波数に意識を合わせることが、とてもスムーズになりました。
また、周りで起きている出来事に対して感情的に巻き込まれることが少なくなり、まるでただ観察しているような感覚で、少し距離を取って見られるようになったと感じています。
*日本での暮らしで困難なことは何ですか?
とても良い質問ですね。もし3年前に同じ質問をされたら、単純に「大変だったこと」のリストを答えていたと思います。でも、そんな困難なことこそが、「人生の目的へと近づくために必要なプロセス」であることもあります。
私の場合、言葉の壁が自分の気持ちを正確に伝えるうえでの大きなハードルになることがあります。でも、それも私の旅の一部として必要なことだと感じています。正直に言うと、日本語を覚えるのはこれまでで一番難しいことの一つです。私はもともと記憶力が良い方なのですが、日本語の単語だけは、どうしても頭に入ってこないというか、必要最低限しか覚えられないような感覚があるんです。
あまりにも覚えられないことにストレスを感じて、ある時、自分のハイヤーセルフに「どうして日本語が覚えられないの?」と尋ねたことがあります。新しいことを学ぶのは得意なはずなのに、今回は違う…。そのときに受け取った答えは、「意図的にそうなっている」というものでした。私はまだ自分の声や想いを信じきれていないから、他人の意見やエネルギーを吸収してしまわないように、すぐに理解できないことが守りとなっていたのです。今思えば、周りの情報に振り回される前に、自分の内なる声に耳を傾けて、それを信じる力を育てることが大切だったんだと感じています。
それ以外では、本当に日本での暮らしを楽しんでいます。世界のどこにいても、明るいことと暗いこと、良いことと悪いことのように、対立するものは必ずあります。大事なのは、自分がどこに意識を向けるかということ。どこに意識を向けるかで、現実の捉え方は大きく変わるものだと思います。
*日本とアメリカの文化の差はどんなことがあると思いますか?
この質問はよく聞かれますが、日本に住んで10年以上が経ち、私の答えも確実に変化してきました。文化の違いはたくさんあるように思えますが、実際には共通していることの方が多いと感じるようになりました。
私はアメリカ出身ですが、ハワイがアメリカ本土と文化的に同じだと思われていることがよくあります。もちろんハワイはアメリカの一部ですが、地理的には孤立していて、多くの文化が混ざり合った独自の文化が発展しています。そのため、人々が思っている以上に、日本の文化に近いと感じることが多いです。
とはいえ、私がハワイと日本の間で最も大きく感じる違いの一つは、感情の表現の仕方です。ハワイでは愛情をオープンに表現するのが普通で、むしろ推奨されています。「愛してる」と言ったり、自分の気持ちを素直に共有したり、アロハの心を家族や友人だけでなく、すれ違う人にも自然に表現して伝えます。
一方、日本では感情を表に出すことに対して、もう少し遠慮やためらいを感じることが多いです。文化的なニュアンスとして「本音」と「建前」が存在し、それが人とのやり取りにも影響を与えているように感じます。
私は相手のエネルギーを敏感に感じ取ることがあるので、言葉とその人のエネルギーが一致していないときに、戸惑うことがあります。でも、相手の気持ちを勝手に決めつけることはしたくないと思っています。このようなズレをどう丁寧に、そして尊重を持って受け止めるか——今でも学び続けているところです。
*あなたの子供たちはあなたにとってどんな存在で、何を教えてくれていますか?
私には二人の息子がいますが、長男は私にとって最大の教師のような存在です。私の子どものころに負った心の傷をいやしてくれて、私が今世生まれてきたその理由を思い出させてくれました。彼はとても直感が鋭く、時には私よりも物ごとをよく感じ取って、私の心の中にある「本当の気持ち」を思い出させてくれます。次男は、また違った意味で私にとっての教師のような存在です。彼は、「高い世界を探求するのも素晴らしいけれど、人としてしっかり地に足をつけ、バランスをとりながら生きることも大切だ」ということを思い出させてくれます。そして、その考え方こそが、私がまたこの地球に生まれてきた理由なのだと思います。
二人の息子との出会いには、言葉では説明しきれないような特別な体験や、不思議なシンクロニシティエピソードがあります。さらに、その二人の存在もまるであらかじめ神様に導かれていたかのように、お互いに深くつながっていると感じられるできごとも起こっています。
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*あなたは石とどのようにコミュニケーションしますか?
私はよく、手を使ってエネルギーを感じ取ります。時には胸のあたりで感じることもあります。
お客様が特定の目的のためにジュエリーを探しに来たとき、「どの石がその願いに合っているか」とよく聞かれます。そんなとき、私は一度立ち止まり、その石に手をかざして感じてみるようにお願いしています。「ただ感じてみてください。石があなたに必要なことを語りかけてくれます。それがあなたに合っているなら、手だけでなく全身で感じるはずです。」と。
それぞれの石には一般的に知られている特性がありますが、それがすべての人に当てはまるとは限りません。ある人の波動にぴったり合う石でも、別の人にはそうではないこともあります。以前、チャネリングのセッションで聞いた例え話がとても印象的でした。それは、「スマートフォンの充電器」のようなものです。電源は同じでも、機種に合った充電器でないと正しく充電できません。同じように、私たちの身体(器)にもそれぞれに合ったエネルギーのラインが必要なのです。そして、それが何かを感じ取れるのは、他の誰でもなく自分自身なのです。
*最後にあなたの提供しているワークについて教えてください。
私は、量子ヒーリング・ヒプノシス・テクニック(QHHT) を提供しています。これは、深いリラクゼーション状態へと導き、潜在意識(ハイヤーセルフ、またはオーバーセルフ)へとアクセスできるようにする方法です。
この意識の領域には、自分の魂の旅、人生の目的、過去生の経験などに関する深い叡智が秘められています。
また、直感的なチャネリングを通して行うオラクルカードリーディングも提供しています。これは、自己成長をサポートするための洞察力を磨くために行なっています。
私の役割は、他者を「癒やす」ことではありません。
それぞれの魂がすでに内に持っている「真実」「明晰さ」「答え」を思い出すための鏡として在ること。「答え」は、すでにあなたの中にあり、ただ思い出されるのを待っているのです。
以前、大阪で会った後、南森町商店街の人気のコロッケ店で私の家族の分までコロッケを買ってくれたことがあります。
なんか話しててもアメリカ人というより、人懐っこい難波の姉ちゃん、そんな感じの人です。
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