不調を治す方法

エネルギーは注いだところが拡大する

身体が重いとき、心が曇っているとき、私たちはつい「なんとかしよう」とその不調に焦点を合わせてしまいます。


胃が痛いときは胃に意識を集中し、痛みの理由を探そうとします。

けれど、そこで起こるのはしばしば逆の現象

――痛みがさらに強まるということ。


それは、エネルギーが「注がれたところを拡大する」からです。

お腹が痛い時に、手をお腹に当て、お腹に意識を集中して、治ったことがありますか?

私はそうやって治ったことはありません(笑)

治るとすれば、お腹ではなくレイキの方ーーー問題の方ではなく、広大な宇宙エネルギーの方に意識を向けているからです。

意識を外に外すのです。

必要なのは、集中ではなく解放です。

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変容のプロセス〜3つの層

変容のプロセスには、大まかにいって3つの層があります。

1. 表層(一般的に言語化しやすい悩み)

2. 中層(言語化が難しく、自己概念の再編が始まっている層)

3. 深層(自己存在レベルの統合・霊的変容のコア)

ここで紹介する三つの層は、単なる分類ではなく、
魂の変容を歩むときに、私たちの内側でひそやかに起こっている“階層的なうねり”のようなものです。

人によっては、これを『次元』という人もいるのかもしれません。

変容のプロセスは、直線ではなく地層のようなもの。

人はそれぞれの速度で、必要なタイミングでこの層を行き来します。

掘り進めるたびに、新しい光と新しい影が現れてきます。
どの層も尊く、どの層にも豊かなギフトがあります。

どの層にいても上下があるのではなく、ただ“いまのあなたの位置”がそこにあるだけ。

そんな安心感の中で読んでもらえたら嬉しいです。

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「情報」と「意見」の飽和点から、本当の渇望へ

こんにちは。Makikoです。

先週の1111を挟んだ1週間、結構激しくなかったですか?笑

石垣島では、1111の日に竜巻が起こり、車がコロンとひっくり返っている写真が出ていました。

なんかここからいよいよ大逆転していくような、どんでん返しが起こるような、好転していくような、そんな予感を感じます。

世界は相変わらず情報で満ちています。

画面を開けば意見が溢れ、テクノロジーは休むことなく「次」を提示し続けています。

一見賑やかで忙しそうですが、集合意識の奥には小さな停滞の影が漂っている気がします。

まるで人々の内側に、軽く肘をついて「もう、どっちでもいいか」とつぶやくような静かな倦怠が広がっているように感じられます。


世界が退屈になったのではなく、私たちが本質的に何を求めているのかを見失い、表面的なノイズに疲弊した結果でしょう。

どこに向かいたいのかを見失ってしまっただけです。

浅い刺激に疲れ、深呼吸を忘れたまま走り続けてきた心が、ようやく「立ち止まりたい」と告げているだけなのです。

この静かな無関心こそ、今回の蠍座新月が光を当てようとしているテーマ。

新月はいつも、新しいサイクルの種まきを促しますが、蠍座のエネルギーは表層ではなく、もっと深い場所

——私たちの精神の地中へと手を伸ばしてるように思います。

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問いの力

質問ほど、魂の視点を揺さぶり、人生の軌道を変える力を持つものはありません。

 ひとつの問いは、心に隠れていた扉を開け、思考や行動を静かに根本から変えていきます。

探求とは、理解へと至る道そのもの。

 そして、その道は私たちが選ぶ「問いの質」によって、どこまでも透明に、深く広がっていきます。

チャネリング講座でいつもお伝えしていること。

それは、澄んだ問いは、澄んだ答えを呼び、濁った問いは濁った答えを呼ぶということ。

けれど本当に大切なのは、答えそのものではありません。

 私たちがもっとも学ぶのは、問いに応えようともがき、向き合い、深呼吸を重ねながら歩む、その過程なのです。

古代からの教師たちが、単なる答えを与えるのではなく、弟子たちに問いを投げかけ続けたのは

 「答えは外にはなく、あなたの内に育つもの」

──それを知っていたからです。

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