「無条件の愛」と「自分を守る愛」のバランス
愛しながら断る力
私たちは「愛の人」で在ろうとするとき、つい無条件の受容や優しさを「境界線を失うこと」と混同してしまうことがあります。
けれど、ほんとうの愛は、境界線の上に咲く花のようなもの。
ただ無防備に差し出すものではなく、
「この人のためにも、ここから先はノーと言う」という
静かな勇気の現れでもあります。
私は、セッションや日常の中で、
“断ることでしか伝えられない愛”
というものを幾度となく体験してきました。
あなたはもう、知っています。
癒しとは、ただ“光を当てること”ではなく、
“見ないようにしてきた場所に、そっと寄り添う”ことだと。
あなたはもう、数多のワークやヒーリングを経て、
自分の中にある「癒すべきもの」はほとんど見尽くしたように感じているかもしれません。
でも、今回はあえて、
その奥深くに、まだ眠っている“神聖な闇”に触れていきます。
カール・ユングは言いました。
影は、我々が光を当てることを拒んできた“もう一人の私”である。
多くのスピリチュアル実践者が「光の領域」で洗練されていく一方で、
この“もう一人の私”を無視したまま進もうとする時、
魂の道は、ある地点で必ず“空洞”を抱えるようになります。
なぜなら、統合されない闇は、光の背後でずっと叫び続けるからです。
そしてこの叫びこそが、「次の次元」への扉を開く鍵なのです。
by Makiko Kurata
→ そのすべてに寄り添う、高次元の光のプログラムがあります。
(さらに…)