秋分。昼と夜が、ちょうど同じくらいになる日。
こういう節目には、人生について大げさなことを考えたくなるものですが、今回はもっとシンプルです。
「その現実、まだ採用しますか?」
これを、自分に聞いてみてください。
「私はこういう人」
「私の人生はこういうもの」
「この状況は変わらない」
「もう遅い」
「仕方がない」
私たちは、昨日までの現実を、今日にも律儀に持ってきます。
しかも、けっこう重たい荷物なのに、本人はそれを「現実」と呼んでいる。
しかし。
現実は、そんなに固定されたものではありません。
毎瞬、変わっています。
今考えたこと。
今感じたこと。
今、何を選んだか。
そのたびに、自分の立っている場所が変わる。
さっきまで「絶対こうだ」と思っていたことが、30分後にはどうでもよくなることだってあります。
それなのに私たちは、昨日の自分が決めたことを、今日の自分にも引き継がせようとする。
引き継がなくていいものまで。
この秋分のエネルギーには、
「もうそんなに身構えなくてもいい」
という感覚があります。
ずっと頑張ってきた人ほど、何かを手放すときにも頑張ります。
「よし、手放すぞ!」
と力む。
いや、そこまで頑張らなくても。
もう役目を終えたものなら、ただ置けばいい。
過去の自分を否定する必要もありません。
そのときの自分には、それが必要だった。
だから、ありがとう。
そして今は、
「これは、今の私にも必要?」
と聞いてみてください。
ここでハイヤーセルフ、ハイヤーマインドとのつながりを思い出してみてください。
ハイヤーセルフは、あなたの人生を上から採点している先生ではありません。
もっと大きな視点から、
「こっちもありますよ」
と、別の可能性を見せてくれている自分です。
今の自分には「これしかない」と見えていても、ハイヤーマインドから見れば、選択肢は案外たくさんある。
だから、毎瞬問い直す。
「今の私にとって、最高最善のエネルギーはどこ?」
その答えは、宇宙からファックスで届くとは限りません。
今日はこれをやめる。
こっちを選ぶ。
少し休む。
会いたい人に連絡する。
やりたかったことを始める。
もうやりたくないことを断る。
意外と、そういう地味なところに答えはいます。
人生は、完成した一枚の絵ではありません。
描いている途中です。
昨日までの自分が描いた線を、
「せっかく描いたから」
という理由だけで、これからも残しておく必要はありません。
あなたが変われば、現実も変わる。
現実が変わるから自分が変わるのではなく、
自分の見方を変えることで、見える現実が変わっていく。
秋分の今、少しだけ力を抜いてみてください。
そして、自分に聞いてみる。
「私は、どんな現実を生きたい?」
……その前に。
「私は、今この瞬間、どんな自分で在りたい?」
こちらのほうが、ずっと重要かもしれません。
未来を必死に変えようとしなくていい。
今、この瞬間の自分を選び直す。
その瞬間から、もう別の現実が始まっています。
2026年秋分。
古い現実を守るために、これ以上頑張らなくていい。
私達には毎瞬、
新しい現実を選ぶ力があります。
文字通り、毎瞬シフトし続けているのです。
さて。
今日のあなたは、どの現実を採用しますか?
素敵な秋分を。。。
Makiko


