〜刺激好きなエンパス〜
この言葉を出すと、たいてい少し首をかしげられます。
エンパスは繊細で、静かで、人混みが苦手で、疲れやすい人。そんな弱々しいイメージがあるからかもしれません。
けれど、私が見てきたエンパスたちは少し違います。
エンパスは性格のことではなくて、『神経』のことです。
気が弱いのでも、優しすぎるのでもない。
神経のアンテナが細く、よく震える。
それだけです。
だから、性格的には大雑把な人もいるし、部屋の掃除が苦手な人もいる。
内向的どころか、驚くほど社交的で外向的な人も多い。
人が好きで、場が好きで、エネルギーの渦の中に自ら飛び込んでいく。
旅行も大好き。
内向的でも外向的でも、共通しているのは、刺激が好きだということ。
人に会うと疲れる、と言いながら、
なぜか人のいる場所に向かっていく。
この世で一番神経を使う職業のひとつとも言える介護職や心理カウンセラーの仕事に就いていたりする。
「もう無理」と言いながら、また現場に戻る。
嫌いだけど、大好き。
きついけれど、やめられない。
神経が強く揺さぶられるあの感じを、どこかで求めている。
さらに言えば、痛みにも敏感で、
同時に、どこかでそれを感じたがるところがある。
ドラマのような強い感情、身体に走るピリッとした緊張。
よりによって、この世で一番アクの強い人を結婚相手に選んだりもする。
それらは神経にとっては強烈なスパイスです。
電磁波に弱い人、敏感な人も多いです。
静電気が体に溜まりやすいのだと思います。
更年期の症状のひとつとして「静電気が溜まりやすい」という話が出てくるのも、自律神経と無関係ではないでしょう。
エンパスは、神経が繊細。
そして自律神経の影響を受けやすい。
自分の中に電気がいっぱい溜まってるから、自分の手が触れたものが悉くパチパチする。
ずっと感電状態です。
だからこそ、アーシングはただの健康法ではなく、命綱のようになります。
裸足で土に立つ。
海に入る。
木に触れる。
それだけで、神経の過剰なざわめきが、少し静まる。
体に溜まっていた見えないノイズが、地面に吸い込まれていきます。
刺激を求める神経と、静けさを求める神経。
その両方を持っているのがエンパスです。
人が好きで、人に疲れる。
痛みに弱く、痛みに惹かれる。
繊細で、大胆。
矛盾のかたまりのようでいて、
ただ神経がよく働いているだけ。
もしあなたが
「どうしていつも私はこうなんだろう」って感じているなら、
性格を責める前に、そういう神経の持ち主なんだということを思い出してみてください。
ただ高性能アンテナを持っている身体なんだ、ということ。
心の持ち方や根性論ではなく
身体の話には身体からのアプローチを。
アンテナには、
時々、いえ、毎日『アース』が必要です。
makiko


