同じ人間を見ている。でも、見ているものがまったく違う。
こんにちは。
ライトソブリン静謐監査官のMakikoです。
今日も人類のエネルギー帳簿をめくっておりますが、相変わらず「自分を癒したい」という名目の、壮大なエネルギー無駄遣い案件が多発しております。
「私は傷ついている」
「癒されなければ動けない」
そう言って、高級なアロマの煙に巻かれ、クリスタルを抱きしめ、優しい音楽に浸る。
その姿、まるでふかふかの高級布団から一歩も出たくないと駄々をこねる、毛並みの良い猫のようです。
でも、監査官としての私の視線は、その布団の下にある「構造的欠陥」を冷徹に捉えています。
ヒーラーも監査官も、同じ人間と向き合います。
しかし、その網膜に映っている景色は、高級シャンパンと泥水くらいに違います。
まずはこちらの比較表を、ご自身の意識の残高を確認するようにご覧ください。
│ 項目 │ ヒーリング │ 静謐監査 │
│ 前提 │ あなたは弱っている│ あなたは完全である│
│ 目的 │ 癒す・整える │ 構造を見る・診断 │
│ 関係性 │ 施術者と受け手 │ 監査官と主権者 │
│ 結果 │ 安心・安らぎ │ 自立・主権奪還 │
│ 継続 │ 長期通院が前提 │ 卒業が目標 │
ヒーリングというものは、いわば「精神の温泉施設」です。
疲弊しきった時、エネルギーが枯渇して立ち上がれない時、
一時的に回復するために温泉に浸かるのは素晴らしいことです。
スピリチュアルという世界の入り口として、
その心地よさを知ることは、豊かな経験の一つでしょう。
しかし、問題はここからです。
温泉から上がったはずなのに、またすぐに湯冷めして、温泉施設に永住し始める人々。
「先生、まだここが痛みます」「もっと強力なヒーリングをお願いします」
……おやおや。
気づけば、ヒーラーの承認なしには一歩も外を歩けない「エネルギー依存症」の完成です。
これでは、あなたの人生という帝国の主権は、完全に外注されているのと変わりません。
私がなぜ、耳当たりの良いヒーリングをやめ、この無慈悲な「監査」という仕事を選んだか。
その理由は、私の苦い、しかし最高に滑稽な経験にあります。
かつて私も、ヒーリングのハシゴをして歩く「癒やされ難民」の筆頭でした。
ある時、有名なヒーラーから「あなたのチャクラは詰まっている」と言われ、高額なセッションを受けました。
その瞬間は確かに、羽が生えたように体が軽くなった気がしたものです。
しかし翌日、スーパーのレジ待ちで少し割り込まれただけで、
私の羽は一瞬で毟り取られ、怒り狂う地上の民へと逆戻りしました。
その時、私は悟ったのです。
「癒し」とは、一時的な麻酔に過ぎないのではないか?
それを好転反応、と片付ける人もいるかもしれませんが、悪化してる気さえする。
私が本当に必要としていたのは、傷ついた自分を撫でることではなく、
「自分を傷ついた存在だと思い込んでいる、その歪んだ思考回路の解体」だったのです。
それはヒーラーの仕事ではありません。
監査官の仕事です。
「ヒーリングを受けても、現実は1ミリも変わらない」
「同じような不幸のパターンを、まるで伝統芸能のように繰り返している」
「いい加減、誰かにお伺いを立てる人生を卒業したい」
そう感じた時が、監査のタイミングです。
私はあなたに寄り添いません。
あなたの背後に広がる、無限のエネルギーがあなたに奉仕しようと待機しているからです。
それをあなたのマインドの迷路で塞き止めている「横領の証拠」を淡々と突きつけるだけです。
ヒーリングと監査。
どちらが上で、どちらが下ということはありません。
あなたが今、ぬるま湯に浸かって眠っていたいのか。
それとも、濡れた服を脱ぎ捨て、自分の足で宇宙の統治者として君臨したいのか。
ただ、それだけの違いです。
さて、今この瞬間にできる監査アクションを一つ。
「自分を可哀想だと思った瞬間に、鏡を見て『名演技ですね』と自分に拍手を送ること」
悲劇のヒロインという役割に酔いしれているあなたのエネルギーを、一瞬であなたの手元に取り戻すことができます。
さらに上級者向けへの監査アクション
*これができるのであればあなたはもう、癒し卒業です。
↓
「今、この瞬間の自分に、1ミリの修正も加えない」
何かを良くしよう、変えよう、整えようとするその手を止めてください。
ただ、そこに座っているだけの自分を許容する。
内側の「エネルギー循環を点検する担当官」たちに、「今日は点検作業を休止せよ」と命じるのです。
何も変えないという恐怖に、あなたのエゴがどれほど震えるか。
それを暗闇の中で、じっと観察してみてください。
ではまた次の抜き打ち監査でお会いしましょう。
Makiko



