覚醒したエンパスというのが一番怖い(笑)
エンパスと聞くと、周りのエネルギーを読みすぎていつもクタクタになっている、傷つきやすく繊細で平和主義ーーーそんなエンパスにとって、覚醒をするというのは、非常に難しく痛みを伴います。
まず自分の重症度に自分で気づくのにも、膨大な年月がかかります。
その上、行動も変えていくとなると勇気が萎えて、波風立てるよりは今のままでいい、と逆戻りしてしまうケースが殆どです。
なぜなら、今までの生き方、在り方、やり方を180度変えた世界、というのがエンパスの覚醒後の世界だからです。
エンパスは、幼い頃から「人を喜ばせることで愛される」と学んできました。
笑顔をつくり、空気を読み、期待に応えようとするその姿は、健気で美しいものです。
けれど、いつの間にかその優しさが「仮面」になってしまうことがあります。
本当の自分を守るために、他人の心に合わせて形を変える。
それは生存のための知恵でもあり、同時に、魂の光を覆う薄いヴェールでもあるのです。


