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呼吸からはじまる現実創造

私たちは毎日あたりまえのように「現実」を生きています。
けれど──その現実はどこから生まれているのでしょうか。

最新の量子物理学と、古代から伝わる叡智。
その両方が、同じひとつの真理を示しています。
それは、「意識が現実をつくる」ということ。

その秘密を明らかにする鍵が、「オブザーバー効果」です。

意識が現実を選ぶということ

二重スリット実験という有名な実験では、電子は「観察されないとき」は波のように広がり、無限の可能性を同時に抱えています。
けれど観察の瞬間、その可能性の海からひとつだけが選ばれ、電子は「粒」として現れます。

これは、私たちがただ受け身に世界を眺めているのではなく、
注意を向けたものを「現実」として選びとっていることを教えてくれます。
呼吸をするたびに、私たちは可能性の海からひとつを結晶化させているのです。

呼吸は量子への扉

ここで重要になるのが「呼吸」です。
呼吸は単なる酸素の出入りではなく、量子の無限の場につながるインターフェース。

浅く速い呼吸をしているとき、私たちは「制限」のサインを量子場に送ります。
それは混乱や望まない現実を選びやすくしてしまう。
反対に、深くゆったりした呼吸は、心と体に調和を生み出し、
量子の流れとまっすぐにつながります。

たとえば一日5分、1分間に5〜6回の深い呼吸を続けるだけで、
あなたの量子的な署名は「拡大」と「豊かさ」の方へと更新されていきます。

あなたは量子意識そのもの

古代の師たちは呼吸を「プラーナ(生命力)」と呼びました。
それはただの空気ではなく、意識そのものを含んでいると理解していたのです。

量子の視点から見ても、私たちは切り離された存在ではなく、
可能性とつながり続ける量子意識そのもの。
分離は幻想であり、あなたは単なる観察者ではなく、
現実を選び取る意識そのものなのです。

呼吸からはじまる現実創造

オブザーバー効果は、奇妙な科学実験ではなく、
私たちの「生き方」そのものを映しています。

呼吸を意識することは、ただのリラックスではありません。
それは、無意識に流される受け身の観察者から抜け出し、
意識的に未来を選びとる創造者へと目覚める行為なのです。

深くゆったりした一呼吸ごとに、
あなたは無限の可能性をひとつの現実に形づくっています。

一呼吸の間に私たちは、無限にあるタイムラインの中から自分の信念(思い込みを含む)に従って、常にシフトし続けているのです。

「私は呼吸とともに、望む未来を観察し、ここに存在させている。」

このシンプルな真実を生きるとき、
あなたの現実は静かに、量子的な変容を始めるでしょう。

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量子呼吸ワークで現実を選ぶ


ここでは簡単にできる「量子呼吸ワーク」を紹介します。

1 場を整える
静かな場所で背筋を伸ばし、肩の力を抜いて座る。

2 呼吸のリズム
鼻からゆっくり吸い、5秒かけて肺とお腹を膨らませる。
次に、口から5秒かけて吐く。
このリズム(1分間に5〜6回)を5分続ける。

3 観察の意識
吸うときは「無限の可能性を受け取る」。
吐くときは「選んだ未来を放つ」と心で感じる。

4 未来を結晶化する
呼吸に合わせて、静かに唱える。
「私は呼吸とともに、望む未来をここに観察している。」

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  願ったり祈ったり、というのではなく観察している、というのがポイント。

5 余韻を味わう
ワーク後は数秒間、心の静けさをただ感じてみる。
その静寂の中で、あなたの新しい署名が量子場に響いています。

これを一日一度続けるだけで、
呼吸は「生理現象」から「創造の行為」へと変わっていきます。
やがて、あなたの現実は少しずつ、美しく書き換えられていくでしょう。

Makiko

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