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“ヒーラーのくせに癒されてない”と感じるときに読んでほしい話

こんにちは、Makikoです。

「ヒーラーなのに、私自身が全然癒されてない気がするんです」——これは、クライアントさんだけでなく、私自身も何度も感じてきたことです。

ヒーラーだって、揺らぐし、泣くし、迷います。

私たちは魔法使いじゃありません。たとえエネルギーを扱ったり、人の痛みに寄り添ったりする仕事をしていても、常に“癒されきっている存在”ではいられません。

心が折れそうになったり、自己否定の声が聞こえたり、時には「全部やめたい」と思うことだってあるでしょう。

でも、それってとても自然なことだと思うんです。

なぜなら、 “癒し”は完成形じゃなく、旅の途中だからです。

癒しは、ゴールじゃなくてプロセス。

私たちは日々の暮らしのなかで、小さな痛みや揺らぎに出会いながら、それでもまた立ち上がって、自分を抱きしめ直す。

その繰り返しが“癒し”の本質なのだと思います。

なので、もし「癒されていない」、と感じるときこそ、自分に優しくしてあげてください。

誰かを癒すために頑張るよりも、まずは今日、自分のためにお茶を淹れて、深呼吸して、涙が出たら流れるままにしておく。

そういう静かな時間こそが、魂の奥をじんわりと照らしてくれるのです。

ヒーラーとは、「完璧な癒し人」ではなく、「自分とともに歩ける人」

だからこそ、あなたの不完全さや痛みの記憶は、誰かの光になる可能性を秘めています。

あなたのリアルな体験こそが、クライアントさんの癒しへの道しるべになることもあります。

癒しはいつも、未完成で、いびつで、でも真実です。

“ヒーラーのくせに”ではなく、“ヒーラーだからこそ”人間らしさを大切にして欲しいと思います。

今日のあなたの涙も、迷いも、やさしさも、すべてが誰かの光になっています。

人の痛みは見える、自分の痛みは後回し問題

「人の相談にはのれるのに、自分のことになると全然ダメ」

「他人の癒しには貢献できてるのに、自分はいつもエネルギー切れ」

「もう、なんで私だけ、いつも“裏で倒れてる係”なの……」

他人のエネルギーは敏感に察知できるのに、自分のサインには鈍感になってしまう。

それは、優しさとプロ意識の裏返しでもあるし、根っこにある「ちゃんとしなきゃ病」だったりします。

“聖人でいなきゃヒーラー失格”みたいな自分で作った幻想で、自ら牢獄に入っていませんか?

そして、それらを手放そうと頑張ると、今度は逆に不必要なまでに私生活やドロドロした感情を公開し過ぎて、大丈夫かな?あの人っていうことになったり。。。

極から極へ振れる人への一言は、

『自分のケアは、他人のケアより100倍大事』

です。

この仕事を長く続けるには、“自分ファースト”が大事です。

誰かのエネルギーを受け取ったら、その分ちゃんと「出す」「抜く」「寝る」時間が必要です。

・遠隔ヒーリングのあと、海に浸かったり、お風呂に塩を入れてぼーっとする

・セッションの後、又は次の日は予定を入れず、自然の中で無言で歩く

・身体が重いときは「重い」と言って断る

・クライアントをちゃんと選ぶ

これ、わがままじゃありません。

命を守る基本動作です。

朝9時から夕方18時まで働くスタイル=太陽周期の男性性優位のやり方と、ほぼ真逆なことをすれば大抵うまくいくのがこの仕事です。笑

特にあなたが女性なら尚更です。

私たち月周期で生きる、ゆらゆら漂う生き物ですから。

自分を整えることは、クライアントを守ること

ボロボロの自分で人を癒すことはできません。

また、癒す必要もないのです。

あなたの安定が、そのまま“場の安定”になります。

だからこそ、自分のケアを最優先にしてください。

あなたの充電が、世界への贈りものです。

ヒーラーはエネルギーの通訳者。

通訳が倒れてたら、光も届きません。

だから今日も、好きなもの食べて、呼吸して、眠って、機嫌よく過ごしてください。

それが明日の誰かを照らす準備になります。

でも。。。

“ボロボロな時の私も、光の通路である”

——それを忘れないでください。

Makiko

P.S. 先日青空リトリートのメンバーが石垣島を訪れてくださいました。

石垣島旅日記はこちら