風になる、光に還る〜スピリチュアル・ノマド Makikoの魂の旅〜

こんにちは!

Makikoです。

今回は、ちょっと珍しいお知らせです。

これまでの人生の旅路——
ヨーロッパ各地を転々としながら、自分の魂と出会い直すように歩んできた日々、
エンパスとしての葛藤や目覚め、
「スピリチュアルって何だろう?」と何度も問い直してきた長い年月……
そのすべてをひとつの本にまとめました。

タイトルは、
『風になる、光に還る 〜スピリチュアル・ノマド Makikoの魂の旅〜』
です。

最近、この仕事を通じてご縁をいただいた方たちに、ブログでインタビューをさせていただく機会がいくつかありました。


私はただの好奇心から、あれこれ質問をしていただけだったのですが、


殆どの方が、「自分のスピリチュアルジャーニーをこんなふうに振り返ることって、すごくいい機会でした」と言ってくださいました。


あ、そういうものなのかな、と自分でも意外に思いながら、
じゃあ、自分にもインタビューしてみようかな、と軽い気持ちでメモを書き始めたのが、きっかけでした。

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母の傷の癒やし〜女性性の癒やし

前回の続きです。

「母の傷」を理解し癒していくためには、「個人的な母」と「元型的な母」を区別することが不可欠です。

この区別ができないままでは、私たちは延々と母親やその記憶に囚われ、感情的な自由を取り戻せなくなってしまいます。

母の傷というと、「自分の母親との関係の中で受けたトラウマ」だけを思い浮かべるかもしれません。

けれど、それはほんの一部にすぎません。

母の傷とは、もっと広く、人類の集合的無意識に刻み込まれている“母という元型的イメージ”から生じる痛みでもあるのです。

「母から本当に愛されることを、まだどこかで待ち続けている」。


そんな感覚を持っている人は少なくないはずです。

大人になっても、家を出ても、独立しても、心の奥で「母の承認がなければ私は完全ではない」と感じてしまう。

これが、母の傷がつくり出す“心理的な隷属”の姿です。

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シャドー(影)はどのように生まれるのか?

〜インナーチャイルドが私たちに伝え続けていること〜

私たちの心の奥深くに横たわる「母の傷」。それは決して特別な人だけが抱えているものではなく、ほとんどすべての人が何らかの形で体験している普遍的なテーマです。

母親、あるいは主要な養育者との関係の中で生まれるこの初期の傷は、私たちの自己認識や感情のパターン、人間関係、そして人生の選択にまで、静かに影響を与え続けています。

ここでいう「傷」とは、必ずしも虐待や大きなトラウマを意味するものではありません。

むしろ、日常の中のささいな不一致、繊細な心が「ここでは自分をそのまま出してはいけない」と学んでしまった瞬間の積み重ねによって形作られていくのです。

母は最初の「心理的な鏡」

赤ちゃんにとって母親は単なる生命維持の存在ではなく、「自分とは誰なのか」を初めて映し出してくれる鏡のような存在です。

言葉も意識的な自己感覚もまだない頃、赤ちゃんは母の顔や声や手のぬくもりを通して、「あなたはここにいる」「あなたは大切だ」「あなたは望まれている」という無言のメッセージを受け取ります。

もし母が温かく、安定した関わりを持ってくれたなら、子どもの心には「私は大切にされている」「私は存在していい」という確かな土台が築かれます。やがてそれは自己価値感や安心感となり、人生を生きていくための大きな支えとなるのです。

歪んだ鏡と偽りの自己

けれども母が情緒的に不在であったり、過剰に期待や批判を向けてきたり、一貫性を欠いていた場合、子どもは「歪んだ鏡」に映し出されることになります。

子どもにとって母の愛は生存そのもの。だからこそ、自分のありのままを映してくれないとき、子どもは無意識に適応を始めます。「母に愛されるためにはこう振る舞わなければならない」と学び、偽りの自己を作り出していくのです。

例えば、母が成功にしか笑顔を見せないと、子どもは「成果を出さなければ価値がない」と思い込むようになります。

あるいは、母が不安定で感情的に爆発する場合、子どもは自分の感情を押し殺し、母を刺激しないように息をひそめて過ごします。

こうして本来の感情やニーズは奥底に押し込められ、外側に適応した「安全な人格」だけが前に出てくるのです。

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「無条件の愛」と「自分を守る愛」のバランス

愛しながら断る力

私たちは「愛の人」で在ろうとするとき、つい無条件の受容や優しさを「境界線を失うこと」と混同してしまうことがあります。

けれど、ほんとうの愛は、境界線の上に咲く花のようなもの。
ただ無防備に差し出すものではなく、
「この人のためにも、ここから先はノーと言う」という
静かな勇気の現れでもあります。

私は、セッションや日常の中で、
“断ることでしか伝えられない愛”
というものを幾度となく体験してきました。

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闇を抱きしめる 〜シャドーワーク再訪〜

魂の叡智は、光の中だけには宿らない

あなたはもう、知っています。
癒しとは、ただ“光を当てること”ではなく、
“見ないようにしてきた場所に、そっと寄り添う”ことだと。

あなたはもう、数多のワークやヒーリングを経て、
自分の中にある「癒すべきもの」はほとんど見尽くしたように感じているかもしれません。

でも、今回はあえて、
その奥深くに、まだ眠っている“神聖な闇”に触れていきます。

「影」の神秘

カール・ユングは言いました。

影は、我々が光を当てることを拒んできた“もう一人の私”である。

多くのスピリチュアル実践者が「光の領域」で洗練されていく一方で、
この“もう一人の私”を無視したまま進もうとする時、
魂の道は、ある地点で必ず“空洞”を抱えるようになります。

なぜなら、統合されない闇は、光の背後でずっと叫び続けるからです。
そしてこの叫びこそが、「次の次元」への扉を開く鍵なのです。

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