境界線を設定することは、何が起ころうとも、どこに行こうとも、誰と一緒にいようとも、自分自身を大切にすることを学ぶことです。
境界線は、自分が欲しいもの、必要なもの、好きなもの、嫌いなものというのは、重要であるという自覚から生まれます。
境界線は、他の人の役に立てるように、自分を大切にするという深い決意から生まれます。
境界線は、他人を愛するように自分を愛することから生まれます。
境界線は、スピリチュアルな時間を確保するためも大事なことです。
境界線とは、他人を尊重すると同時に、自分と自分の時間も尊重されるべきであると相手に伝えることです。
境界を尊重することは、マナーです。
健全な境界線を持つことは、個人の成長、成熟、そして誠実さの証です。
境界線とは純粋な愛の線です。
故に、境界線を越えた過剰な奉仕は自己犠牲であり、純粋ではありません。
その代償の例としては、あなたは相手に尽くすことで結果、相手に翻弄されます。
理由は、相手はあなたの世話を過剰だと受け止めてしまうからです。
そうするとあなたのエネルギーもやはり停滞します。
お互いにとって重荷となってしまうのです。
それでもあなたは近しい人々に対して温かい理解者であり続けようとするでしょう。
しかしあなたの現世は、人の世話をする為の道ではなく、あなた自身を再発見する旅だということを忘れないでください。
感情の爆発か、相手に尽くしすぎてしまうか。。。
このような関係性ではあなたのエネルギーがみるみる枯渇していってしまいます。
物事は『あなたの感情以上の問題は起こってない』、ということに気づいてください。
人の感情に同化しなくなり、翻弄から解放されると、結果としてあなたも、人々も快適になっていきます。
あなたも周りの人もお互いの反応ばかりを気にしなくなるからです。
そして、あなたは相手の感情エネルギーを受けて疲弊することもなくなり、いつでも相手に同情を示す必要はない、と悟っていきます。
境界線があやふやで被害を受けるのは、あなただけではありません。
あなたも境界線というものがわからないので、自然に相手の境界線を侵してる可能性があります。
*今日の質問*
あなたが他者の境界線を侵してしまっている場面はありますか?
(面倒を見すぎて相手の自立を奪ってるケースなど)