共感力の高い『エンパス』の人の真逆に『ナルシスト』というタイプがいます。
エンパス体質の人はライトワーカー(人々の心に光を灯すことが目的で生まれてきた魂)である人が多いのですが、この『ナルシスト』タイプの人は、エンパスの光を吸うことによって生きていきます。
ライトワーカー(エンパス)のエネルギーの源は、自分の信じる神であったり宇宙の根源だったりで、自由自在に補給できるのですが、ナルシストはどこにも繋がっていないので、ライトワーカー(エンパス)の光を食べていくしか生きる手立てがないのです。
普通の人だったら、こういうナルシストを見たら『きもっ』って思って、なんの罪悪感もなく離れていくのですが、エンパスは違います。
エンパスは、ナルシスト達の中にある愛の欠乏感、他者からの承認がなければ生きていけないという、彼らの影の面の方を感じ取って
『可愛そう。私がお救いせねば』
という使命感に駆られ、わざわざすり寄って行きます。
実際ナルシストは、魅力的でもあるのです。
表向きは眩しいぐらい光り輝いています。
口もうまいです。
エンパスはそうでなくても自己評価が低いので、そんな彼らにたまに優しくされたり、彼らが自分だけに見せる苦悩などを見ると離れられなくなります。
『やっぱり私しか救ってあげられる人はいない』
共依存とはこの事です。
エンパスのふりをしているナルシストも沢山います。
凄い被害者意識の強い人です。
『何々さんから、ひどいサイキックアタックを受けて大変なんです!』
と言うお客さんとかです。
本物のエンパスは、口が裂けても名指しで何々さんからアタックを受けてるとは言いません。
言えません。
悩みは唯一の親友に負担にならない程度にポロっと言うか、墓場まで持っていきます。
ライトワーカー的な仕事をしてる人の中にもナルシストはたくさんいます。
注目されないと仕事ができない人です。
自分が賞賛される為に、苦しんでいる人をお客さんにして、感謝させる事によって輝いて生きている人達です。
パートナーと2人きりでいる時には、相手を愛せない人というのもナルシストです。
公の場では、見せびらかせたい相手ではあるけど、2人でいても別に面白い訳ではない、と相手に対して思ってる人です。
旅行やランチに行ったらSNSに投稿するのは好きだけど、実際そんなに楽しいかといったらそうでもない、という人もナルシストです。
自分を世間にどうイメージづけるかで頭がいっぱいの人達です。
ここまで読んで、あ、もしかして私ナルシストなのかも。
と反省気味に思った方。
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あなたは典型的なエンパスです!
ナルシストな人は、絶対に自分をナルシストだと思いません。
エンパスの人は、何を読んでも、特にネガティブな事が書いてあると
『あたしかも』
と思います。
上記に挙げたことは、凄いナルシストでなくても、結構フツーの人も思うことです。
エンパスは、何にでもむやみやたらに共鳴共感し、全ての気持ちがわかるので、全て自分のこととして受け止め、最後は自分がわからなくなります。
エンパスの人の処方箋は一つしかありません。
『他人との境界線をしっかりと引くこと』
しかし、これがとっても難しいのです。
どこからが自分で、どこまでが自分なのかもうさっぱりわからないのです。
これは、ナルシストが自分のことをナルシストだとわからないことと同じで、エンパスも自分が境界線を引けていないことがわからないのです。
引くとなったら、寝込むことで引く、ぐらいしか方法もわからないのです。
とりあえずは、『自分は境界線が引きにくいタイプだ』
と知るだけでも第一歩です。
常に原因不明の体調不良の人は、このエンパス体質な為であることが多いと思います。
宇宙のエネルギーのシフトの影響もあるかもしれませんが、どこからが自分でどこからが宇宙か〜が難しい。
もうONENESSすぎて(笑)。
いや笑い事じゃないですよ。
しんどいですよね。
でもそれを誇りに思えたらいいですね^^
Makiko