シャドーワークは、私たちの意識の中で抑圧されたり、無視されたりしている
「シャドウ(影)」と呼ばれる部分を探求し、癒すプロセスです。
このシャドウは、私たちの中のネガティブな感情やトラウマ、否定的な
信念などを含んでいます。シャドーワークを行うことで、自己理解を深め、
よりバランスの取れた心の状態を実現することができます。
普段は何がシャドーであるかはその人にとっての盲点になっていて気づきにくいものです。
では、どのように自分のシャドーというものに気づくのでしょうか?
それは、自分が苦手に思う人、嫉妬する対象、不安に思うこと、怒りが湧くこと、
フラストレーションを感じること、恥ずかしいと思うこと、
罪悪感を抱いてしまうこと、
などによってわかります。
ほとんどは、人や物事など、自分以外の何かに鏡になってもらうことでしか気づきません。
皆が胸の前に鏡をぶら下げて歩いていて、相手のシャドーワークのお手伝いをしています。
アセンションにシャドーワークは不可欠なので、何か感情が湧いてきた時は、
ああなんでまだこんな感情が湧いてくるんだろう? と感情と一体になって苦しむのではなく
その感情を使ってシフトするチャンスだ、と思ってください。
やってくる体験は全てシフトの為のネタだと思って、もれなく使っていきましょう😆
シャドーワークの具体的な方法
1. 自己認識と準備
まずは自己認識を高め、シャドーワークを行う準備をします。
・リラックスできる静かな場所を見つけ、邪魔されない環境を整えます。
・深呼吸や瞑想を行い、心を落ち着け、リラックスした状態になります。
2. ジャーナリング
ジャーナリングは、自分の内なる感情や思考を探るための有効な方法です。
・感じたことを書き出す:日常生活で感じたネガティブな感情や反応を書き出します。
特に、怒り、不安、嫉妬、悲しみなど、強い感情に注目します。
・トリガーを特定する:どんな状況や出来事がこれらの感情を引き起こしたかを具体的に書きます。
・感情の背後にある信念を探る:これらの感情がどのような信念や過去の経験に結びついているかを考えます。
3. 自己対話
自分自身との対話を通じて、内なるシャドウを探ります。
・感情を受け入れる:自分のネガティブな感情を否定せず、まずは受け入れることが重要です。
・感情と話す:その感情に名前をつけ、その感情と対話するようにします。
「怒りさん、なぜあなたはここにいるの?」など。
・メッセージを聞く:その感情やシャドウが何を伝えたいのか、どんなニーズがあるのかを探ります。
4. インナーチャイルドの癒し
多くのシャドウは幼少期の経験に起因しています。インナーチャイルド(内
なる子供)と向き合い、癒すことが重要です。
・インナーチャイルドと対話する:目を閉じ、幼い自分と対話するイメージを持ちます。
過去のトラウマや傷ついた経験について話し、慰める言葉をかけます。
・過去の自分を抱きしめる:過去の自分を視覚化し、優しく抱きしめてあげることで、安心感を与えます。
5. 瞑想とビジュアライゼーション
瞑想やビジュアライゼーションを通じて、内なるシャドウを浄化するのも助けになります。
・ヒーリング瞑想:光のエネルギーが自分の体全体に広がり、ネガティブなエネルギーを浄化するところをイメージします。
・自分のシャドウが特定のシンボルや形で現れるのを想像し、それを光や愛で包み込むビジュアライゼーションを行うのもいいでしょ う。
シャドーワークの継続と成長
シャドーワークは一度で全て完了するものではなく、継続的なプロセスです。
光と闇を統合するのには時間がかかって普通です。
特に、光を善、闇を悪、と捉えがちな人なら尚更です。
ただ、闇を悪、とジャッジせずに観れるなら、シャドーワークは一瞬でサクサクできます。
深刻で辛気臭いワークではなく、ゲームのような感覚で爽快です。
統合に時間がかかりすぎるなら、どこかに自分は絶対軽くなってはいけない、
幸せになってはいけない、成功してはいけない、というブロックがあるのかもしれません。
ブロックは悪いことではなく、現時点では、たとえ苦しくても何かしらメリットがあるからで、自分を守ってくれてるからです。
感情的なこだわりやしがみつき、もしくは要らぬプライドなどが、
ブロック解除の時間を長引かせる原因になっている可能性もあります。
定期的に自己探求を行い、自分の成長を感じることで、よりバランスの取れた、
充実した人生を送ることができるでしょう。
シャドーワークのプロセスを通じて、より深い自己理解と内なる平和を見つけ
ることができますように。