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スピリチュアル VS 心理学?

あなたはスピリチュアルに関心がありますか?それともより科学的根拠に基づいた心理学に興味がありますか?

もしくはどちらもブレンドして臨機応変に取り入れていますか?

スピリチュアルと心理学は、それぞれ異なる視点やアプローチを持ちながらも、人間の心と魂に関する重要な理解をもたらしてくれます。

スピリチュアルの観点

  1. 意識と魂の探求: スピリチュアルは、人間の魂、意識、霊性に焦点を当てます。存在の本質や宇宙とのつながり、人生の意味を探求することが主なテーマです。

 2. 霊的体験: 瞑想、祈り、霊的儀式などを通じて、個人が霊的な体験や啓示を得ることが重視されます。これにより、自己の内面と高次の存在とのつながりが強化されます。

3. 超越と内面的成長: スピリチュアルな実践は、内面的な成長と変容を促し、個人が自己を超越し、高次の意識に達することを目指します。これには、自己の限界を超えることや内なる平和を見つけることが含まれます。

4.宗教との関連: スピリチュアルな探求は、しばしば宗教的信念や教えと関連していますが、宗教に限定されるものではなく、個人の霊的な体験や探求に基づくものです。

心理学の観点

  1. 科学的アプローチ: 心理学は、人間の行動、感情、思考を科学的に研究する学問です。実験や観察を通じて、データに基づく知識を得ることを重視します。

2. メンタルヘルス: 心理学は、メンタルヘルスの向上を目的とし、精神疾患の診断と治療、心理療法、カウンセリングなどの実践を行います。これにより、個人の心理的な健康と幸福をサポートします。

3. 行動と認知: 心理学は、個人の行動パターンや認知過程(思考や意思決定のプロセス)を理解し、改善するための方法を提供します。これには、行動療法や認知行動療法(CBT)などが含まれます。

4. 自己認識: 心理学もまた、自己認識と個人の成長を重視しますが、これを科学的な手法と実証データに基づいて行います。自己理解を深めるためのツールや技法が提供されます。

心理学の「ラベリング」の手法

私は、普段はスピリチュアルな手法(エネルギーヒーリングやリーディング)を使って仕事をしたり、自分を整えたり内観をしたりしていますが、エネルギーがシフトする前によく表面に出てくる『感情』について取り扱うときは、『心理学』のテクニックを頻繁に活用しています。

その中でも、有名なのでご存知の方も多いと思うのですが、『ラベリング』という手法が私にはすごく役に立っているので、ご紹介させていただきます。

ラベリングとは?


ラベリング(Labeling)は、感情や思考に対して具体的な名前を付ける手法です。この方法は、自分の内面の状態を認識し、理解しやすくするために用いられます。感情に名前を付けることで、感情の管理が容易になり、ストレスの軽減やメンタルヘルスの向上に役立ちます。

ラベリングの手順

  1. 気づき: 最初のステップは、自分の感情や思考に気づくことです。これはマインドフルネスや瞑想の実践を通じて行うことができます。リラックスして深呼吸をし、自分の内面に意識を向けます。
  2. 感情の観察: 次に、自分がどんな感情を抱いているのかを観察します。感情が身体のどの部分に現れているのか、どのような形で感じているのかに注意を払います。
  3. 感情の名前を付ける: 感じている感情に対して具体的な名前を付けます。「怒り」「悲しみ」「不安」「喜び」など、具体的なラベルを使います。これは感情を客観的に捉える助けになります。
  4. 感情の受容: ラベリングした感情を受け入れます。感情を否定せず、そのままの形で認識します。これは感情の処理を助け、ストレスを軽減します。
  5. 感情の理解: 感情の原因や背景を考えます。なぜその感情が湧き上がったのか、どのような状況が引き金になったのかを探ります。これは自己認識を深めるステップです。

ここが一番大事なところなんじゃないかなと思います!

少し深掘りしていくと、ほとんどは、子供の頃の経験や両親との関係で未解決な感情が発端になっていることに気づくかもしれません。それにより自分は〇〇すべき、という強い思い込みのような信念を持ってしまっていることがあります。

例えば、『〇〇しないと怒られる』『自分はちゃんとした人だ、と証明したい』『何か間違ったことをして失望させたくない』などなど。

    

 6. 適切な対応: 最後に、その感情に対して適切な対応を考えます。必要であれば、ストレスを和らげるための具体的な行動を取ります。

 例)きちんとその感情を認めて受け入れ、深く吐く息と共にそのエネルギーが身体を通り抜けて外に出るのを見送る。(ここで私はエネルギーヒーリングや天使やアセンデッドマスターの手を借りて明け渡す、というスピリチュアル的な手法を取ります。慣れてくると軽いものなら最短90秒でリリースできます)

具体例

例えば、仕事中に突然強い不安を感じた場合を考えます。

  • 気づき: 仕事中に胸が苦しくなり、不安を感じている

  • 感情の観察: 「今、胸が締め付けられるような感覚があり、不安を感じている」

  • 感情の名前を付ける: 「これは不安だ」

  • 感情の受容: 「不安を感じているのは自然なことだ」と、感情を受け入れます。

  • 感情の理解: 「大きなプレゼンテーションが近づいているから不安を感じている」など、もやもやしている感情の原因を考えます。『失敗してはいけない』『必ず成功すべき』『全員に賛成してもらいたい』『皆に自分を好きになって欲しい』など自分でコントロールできないことまでコントロールしようとしていることに気づきます。そしてそう思う根源の原因(幼い頃の体験など)や強固な信念に気づきます。

  • 適切な対応: 深呼吸をし、少し休憩を取るか、短い瞑想(またはセルフヒーリング)を行います。過去の体験は過去のものとして距離を置き、現在成長した自分、何の問題もなく安全な『今』にフォーカスします。そして、プレゼンの準備を再確認し、発声練習をしたり、軽く身体を動かしてエネルギーを循環させるなど、自信を持つための行動を取ります。

ラベリングの手法は、感情を認識し、管理するための強力なツールです。感情に具体的な名前を付けることで、感情の影響を客観的に捉え、適切に対応することが容易になります。この手法は日常生活やストレスの多い状況で役立ち、メンタルヘルスの向上に役立ちます。

スピリチュアルと心理学の違い

両者は異なる視点を持ちながらも、相互補完的な関係にあると言えます。スピリチュアルな実践が心の平和と霊的成長を促し、心理学的なアプローチがメンタルヘルスをサポートすることで、全体的な健康と幸福を実現することができそうです。

  • アプローチ: スピリチュアルは霊的な探求と内面的成長に焦点を当て、瞑想や祈りなどの実践を通じて高次の意識に達することを目指します。一方、心理学は科学的なアプローチを取り、人間の行動や感情、思考をデータに基づいて研究し、メンタルヘルスの向上を図ります。

  • 視点: スピリチュアルは魂や意識の深い探求に焦点を当て、個人の霊的な体験や変容を重視します。心理学は、人間の行動や感情の理解と改善を目的とし、科学的な根拠に基づいたアプローチを採用します。

  • 目的: スピリチュアルは、内面的な平和と高次の意識への到達を目指し、個人の霊的な成長を促します。心理学は、メンタルヘルスの改善と個人の心理的な健康と幸福をサポートすることを目的とします。

両者の視点をバランスよく取り入れることで、心と魂の健康と成長のプロセスを促進できますように。

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