ゼロ磁場とは、
「力が消えた場所」ではありません。
むしろその逆で、
どの方向にも偏っていない、純度100%の静けさです。
強い磁場Aと、同じ強さの磁場Bが、正反対から拮抗するとき。
外から見ると、そこには何も起きていないように見えます。
けれど実際には、
エネルギーは最大密度で“均衡”しています。
まるで、
嵐の中心にある、あの不思議な無風地帯のように。
例えばレイキなど、宇宙のエネルギーが流れるとき、
本当に深いヒーリングが起きる瞬間は、
「何かをしよう」としている時ではありません。
手を当てる側の
・治したい
・良くしてあげたい
・変化を起こしたい
そのすべてのベクトルが、
静かにほどけたとき。
意図と意図が相殺され、
期待と期待が溶け合い、
ただ“在る”だけの場が生まれます。
それが、レイキなどのエネルギーヒーリングやアチューンメントにおけるゼロ磁場です。
たとえばこんな場面です。
濁った水を、必死にかき混ぜて澄まそうとすると、
水はいつまでも濁ったままです。
でも、そっと器を置いて、
何もしないで待つと、
濁りは自然に沈み、
水は自ら透明に戻っていきます。
レイキとは、
水を澄ませる「手」ではなく、
水が澄むことを邪魔しない「在り方」。
ゼロ磁場とは、
癒そうとする人と、癒される人が消え、
ただ生命が、生命に戻る場所。
そこでは、
エネルギーは送られません。
交換もされません。
ただ思い出されるのです。
「あなたは、最初から整っていた」という事実を。
静けさは、最も雄弁なヒーラーです。
何も足さないことが、
最も深い愛になる瞬間があります。
スピリチュアルヒーリングが“効いた”と感じるとき、
実は何かが起きたのではなく、
要らない余計なものがすべて起きなくなっただけなのかもしれません。
ゼロ磁場。
それは、
宇宙がそっと息を止める場所。
そして、魂が本来の鼓動を取り戻す場所です。


