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シャドーワークの方法

シャドーワークとはあなたの盲点(影になってる面)を知るワークです。

こちらは、あなたが境界線をしっかり引けるようになってから行うべき上級者向けのワークです。

まずあなたの境界線がしっかりとしてからやってください。

そうでないと、どこまでが自分でどこからが自分か又混乱してしまうからです。

一度境界線がきっちり引けるようになったら、覚醒のためにはシャドーワークが必須です。

盲点は人間関係の営みの中で炙り出されることが多いですが、特に恋愛関係で自分が感じる感情やパターンで発見しやすいです。

スピリチュアルが流行りだしてから

ソウルメイトやツインフレームという魅惑的な言葉が出始め、

この隣にいる冴えない人が自分の魂の片割れのはずがない、

もっと素敵な本当のパートナーがいるはず。

と思って離婚したりする人も増えてるように思います。

初めは、自分が自分の好きな所と似ているからその相手に惹かれます。

やがて落ち着いてくると、嫌なところも見えてきます。

それは自分の嫌なところと似過ぎているからか

自分が抑圧していることを相手がやっているのが鼻に付くからです。

いずれにせよ、どこまでいっても『自分の中にないもの』を見ることはありません。

相手を鏡として自分を見ていることになります。

自分の中にあるものなのに、無視している、もしくは排除しようとしているものを目の前の相手に対して感じるのです。

『この人は自分には無い真逆のものを

持ってるから補ってくれそう』

と思ってくっついたかもしれませんが、そういう意味で2人で1つ、

パズルの凹凸を合わせる、陰陽合わせる、というのではないのです。

なぜなら同じ周波数、

同じ心の傷を持った全く同じもの同士が引き合うからです。

自分のことは自分ではわからないので

相手に感じることを通して

自分というものを知っていけます。

自分から切り離していたものを自分のものとして認めて受け入れていくことを『統合』といいます。

抵抗すれば抵抗するほど、苦しくなります。

なぜなら、あなたがしっかり見ようとしないものは、パートナー、友達、仕事仲間と姿形を変えて、あなたがそれを理解するまで何度も何度もやってくるからです。

あなたが自分から切り離しているものはネガティブなものだけでなく、ポジティブなものもあります。

例えば、あの人は綺麗に見える、あの人はとても心が綺麗だ、ここの景色は輝いている、、、

などです。

そのように感じる、というのは、あなたもそうだからそう感じるのです。

あなたの中にないものを感じることはありません。

なので、ポジティブなこともネガティブなことも、それがあなたなので感じるのです。

あなたが自分で気づいてないものがあなたの『シャドー』です。

あなたの顕在意識(光)に昇っていない潜在意識(闇)ということです。

あなたの知らない自分を知っていくワークをシャドーワークといいます。

その他のシャドーワークとしては、自分の女性性、男性性とは何か、を知っていくワークがあります。

例えば次の質問に答えてください。

それぞれの項目をできるだけ沢山書いてください。

1あなたがお母さん(もしくは育ててくれた人)の好きなところはどんな所ですか?

2あなたがお母さん(もしくは育ててくれた人)の嫌いなところはどんな所ですか?

3あなたがお父さん(もしくは育ててくれた人)の好きなところはどんな所ですか?

4あなたがお父さん(もしくは育ててくれた人)の嫌いなところはどんな所ですか?

*答え

あなたが女性の場合は1、男性の場合は3

→自分はこうなりたいと思っている所です。

あなたが女性の場合は2、男性の場合は4

→結果的には(年を取ったら/もしくは既に)こうなります。

あなたが女性の場合は3、男性の場合は1

→パートナーに求める事です。

でもこれは実は、自分の中に同じ質があるからそう映っています。

自分のその資質に恋をします。

(だから恋はとても大事)

あなたが女性の場合は4、男性の場合は2

→あなたがパートナーのここが嫌、という所です。

この4つがあなたです。

これを丸っと受けとめる事を

あるがままの自分を受け入れる

と言います。

大雑把にいうと

母に感じることが自分の女性性で

父に感じることが自分の男性性です。

同じ母でも妹から見た母、近所の人から見た母などはそれぞれ違いますね。

母の性格、というのがあるわけではなくて、あなたの女性性がそうだから母をそのように見るのです。

母より優しい人からすれば、母は冷たく映るし、

母より冷たい人からすれば、母は優しく映ります。

見る人がどうかということであって、母が変わってるわけではありません。

いや~母は人に合わせてコロコロ変わるところが嫌なのよ、

という人は、コロコロ態度を変える自分を嫌っているので

母がそう見えるのかもしれません。

自分ひとりが自分、ではなくて

自分+相手=自分

女性性+男性性=自分

です。

お付き合いする前は、相手の今までの経験や経験からにじみ出る雰囲気に魅力を感じるかもしれません。

この人は自分の理想だ、夢だと思うのは、相手の中に自分の憧れやこれから自分が体験したいことを見るからなのでしょう。

パートナーが過去にやってきた事に自分の未来があります。

自分の過去の中にパートナーの未来があります。

あなたが過去に経験してきたことや経験によって培った知恵は、自分ではとるに足りないと思っていても、誰かにとっては喉から手が出るほどの憧れなんですよ。

これが盲点を知る、ということです。

男女のパートナー問わず、ビジネスパートナーでも、お友達でも惹かれるというのはその人に詰まったお宝に惹かれているのだと思います。

創造というのは、一人の頭の中でう〜んと考えて捻り出すものではなくて、お互いのそのままを、ただただ受け取りあう事=シェアすることです。

だから『コラボ』っていうのが流行ってるんですね。

持ってるものを掛け合わせて、錬金術を起こそうと。

ハートを開いて流れに乗って『コラボ』していきましょう。

Makiko