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リシケシュ(インド)への旅3

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次の朝起きてみると、嘘のように元気ぴんぴんになっていた。

ということで、喜び勇んでレイキを伝授してくれる
シャンティーさんのご自宅へ。。。

レイキをご存知ない方にさらっとご説明すると
「レイキ」とは、自己や他者の身体に、手のひらを当てたり、
かざしたりすることによって心身の健康を実現していく、ヒーリング・テクニックの一つで、
大正末期に臼井氏が創始した 「臼井霊気療法」 が海外に渡り、
「ウスイ式レイキ」として世界各地に普及し、その後日本に逆上陸してきた。
欧米では「健康関連の仕事に従事する人の必須科目」ともいわれ、
先進医療の場でも活用されているそう。

この日のレベル1コースで、まずシャンティーさんから
レイキのアチューンメントを受けた。
このアチューンメントとは
「内在しているが、機能させていない能力を目覚めさせ、活性化させるシステム」で、
レイキマスターからアチューンメントを受けることによって、
レイキが使えるようになるとのこと。
そして自分のヒーリングの仕方、他者のヒーリングの仕方を習った。

シャンティーさんは、長年インドに住んでいるドイツ人で
レイキは創始者の臼井氏から数えて7番目に伝授された人なんだそう。
どおりで目をつぶってても、シャンティーさんが近づいて来るだけで
私の瞼の裏に紫の光が、ぴかーと見えてくるぐらい強いエネルギーを持っている。

ということは、私は8番目か。。
ちょっとうれしい。

これから最低21日は毎日練習しないと、
完全に身にはつかない、と言われた。
レイキに限らず、自分の身に定着するには
7日x3=21日続けないといけないんだそう。
どこかでも聞いた事ある。

ヨガはさぼってもレイキは絶対練習しよう!と誓う。
ごめんよ、ヨガ。

いい気分で家に帰ると、
ルームメートは置き手紙を残して突然消えていた。
違うアシュラムに移ったみたい。
やっぱり私、うるさかったのかしら、と反省。

その後2、3日は夜中じゅうカラーの強烈な夢を見た。
日中は身体がホワンと宙に浮いた感じで、
力技のヨガポーズは全くできなかった。

なんか力が出る食べ物を食べてないからかしら。
形の見える野菜らしきものもアシュラムでは出ないし。。。

ということで、橋の向こうにあるGerman Bakery Cafeへ行ってみた。
いたるところにドイツを発見。
懐かしいじゃないか!

ブレックファーストメニューに
トースト、ポテトと野菜炒め、卵2つ、飲み物=75ルピー(150円)
と書いてあったのでそれにする。

卵2つなんて、なんか力つきそうじゃないか!

勝手に大好きなスクランブルエッグかな、と思っていたのだが
出てきた表面が白かったので、あ、目玉焼きか、
とちょっと落胆。
気を取り直して折り畳んである目玉焼きを開けてみる。

!!
目玉がない
!!

なんでなんで?
ちょっと気が引けたけどウエイターさんを手招きして聞いてみる。

”なんかさ、黄色い部分、ないんだけど。。”

”この地域では、卵の黄身は食べちゃいけないんだよ”

”えーっ!
じゃあ、どうしたの黄身。捨てたの?”

”牛にあげた”

がーん。
いいなあ、牛。
牛になりたい。。
ちなみに今日はクリスマスイブ。
ルームメートも居なくなって早4日。
なんかおもんないなー、といじけながら
アシュラムの図書館で借りた哲学関連の本を神妙に読む。

“理解する事で苦しみはあるかもしれないが
ショックはなくなる。より大きな害を及ぼすのはショックの方である。”

ほんとそう。
たまご、ほんとショックだった。

テンション下がりまくりながら、この日は8時頃寝た。

明日から爆笑の日々が来るのをまだこの時は知らずに。。。
旅日記4につづく