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リシケシュ(インド)への旅1

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〜こちらは2009年冬に行ったインド旅行記です〜

 

’この飛行機は100%安全ではありません。
もし、乗りたくなければ降りてもらってもいいです。
あなたの判断に任せます”

搭乗してから3時間の機内点検後、こんなアナウンスが流れた。
機内がざわめいた。3、4人の人がそそくさと降りていった。

インドへの帰りの飛行機ならまだしも、行きの飛行機で死ぬのは
嫌だなー、と思い一応主人に電話してみた。
”絶対降りた方がいい”と太鼓判を押されたので、
そうよね、降りよう!
と思った時、隣の若いドイツの若者グループらが

”リスクのない旅なんて味気ないよな!!”
”イエーイ!”

と叫んで盛り上がっていた。

なんか今降りてこの若者達に、腰抜けと思われるのもしゃくに触る。。。
と思っていたとき、突然飛行機が走り出した。

有無をいわせず出発させられてしまった
インドへの初めての一人旅。
これからしばらくシリーズで旅日記におつきあいください。
3時間遅れでデリーに着いた。
予約していたタクシーの運転手さんは辛抱強く待っててくれてた。

少しの英語とヒンディー語を話すドライバーさんと、
これから8時間かけてのリシケシュへのドライブ。

見かけは穏やかそうなのだが、このドライバーの
出すスピードがすごい。
前に車があったら、絶対抜かさないと嫌みたいで、
日本と同じで車は左側通行なのだが
ずっとクラクションを鳴らしながら右側を走っていく。

数回のトイレ休憩の後
ドライバーさんがお昼ご飯を屋台でごちそうしてくれた。
ダール、チャパティー、サラダ、水、、、
おいしいおいしい!

完食した後、ガイドブックに
”現地で生水、生野菜は絶対に食べないように!”
と再三書いてあった事を思い出す。

。。。大後悔。

でも病は気からだ。。。と思い直して
出来るだけ違う事を考える事にした。

 

夜の7時頃、これからしばらく宿泊予定の
アナンダ プラカーシュ アシュラムに到着。

主人がアシュラムに ”飛行機落ちて、妻はたどり着かないかも”
と電話を入れてたらしく、
アシュラムの人たちは私の無事到着を喜んでくれた。

1人、日本人の女性が長期ここに泊まっていて、
彼女と相部屋にしてもらった。

アシュラムのルールが書いてある本に
夜の9時ー朝の9時(朝食中を含む)はサイレントタイムといって
おしゃべりをせずに静寂を楽しむというのがあった。
また、人の邪魔をしてはいけないというのも。

普段はそんなに喋る方ではないと思うのだが
喋ってはいけないとなるとなんか喋りたくなってしまう。
質問したい事も山ほどあるし。。
彼女にとってはかなりうっとおしい新人だったのではないか。。と思う。

あと、”皆が勉強の過程にいるので他人にスピリチュアルな事に関して
アドバイスなどをしないようにしましょう。”
何かと教えたがってしまう性の私はこれを機に
ちょっと自粛しようと決意する。

明日からのスケジュール
6:00-7:45   ヨガ
8:00-       朝ご飯
12:00-      昼ご飯
16:00-17:45 ヨガ
18:00-      夜ご飯

ルームメイトは毎朝4時から瞑想をする、とのことで9時には寝ていた。
私も明日に備えて早めに就寝。
旅日記2に続く