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ライトワーカーということ

あなたはライトワーカーです。

と言われると、すごく嬉しくなったり、

なんだか神様に選ばれた気になったりする方がおられますが

ライトワーカーとは、別名

『どうしても自分を愛するのが難しい人』

の事だったりもします。


自分の好きな事、やりたい事、より他者の気持ちを優先する

優しい心の持ち主ですが、

それゆえ自分の本当に好きな事、本当にやりたい事、

自分の本当の気持ちに対して不感症だったりします。

あまりにも他者や外の基準から見て、

自分はどう思われているか、

どのような位置にいるか

どれぐらい役に立てているか

自分に価値はあるのかどうか

どれぐらい価値があるのか

を基準に生きているため

疲れ果てて引きこもる形で自分を守る羽目になったりします。

ライトワーカーの方は、目の前の現象を全て個人的に受け止めないことが

とても大切です。

『目の前現象や人は自分の鏡』という言葉を文字通り正面から受け取ると

狂ってきます。

世の中の戦争は、自分の心の中の葛藤が外の世界に現れたものだ

というような解釈を潜在的にしていて、

自分に責任を感じたり罪悪感を感じたりします。

反対に自分の中の葛藤が終われば、世の中の戦争も終わるはず。

みたいな信念で、そのための働き

=自分の中の葛藤を終わらせるような内面のワークを頑張ります。

しかしそれはフォーカスすればする程終わる事はないので

最後は無力感、無価値観に襲われたりします。

それらは潜在的に潜んでる思いなので、この文章を読んでるだけでは

私はそれ程極端ではないわ、

と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、

もしあなたが

『私の使命は何か知りたい。』

と思うタイプなら完全にライトワーカーです。

自分のやりたいことはわからないけど、

何か天が命令してくれるならそれに従います。

というサラリーマンみたいな所があるのです。

ライトワーカーの目指すべき目標は、

様々な経験をして最終的に

仙人や菩薩のようになっていくのではなく

ちゃんと『人間らしく』自分の感情に忠実になっていくことだと思います。

Makiko