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今年一年ありがとうございました

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2018年も今日で終わりです。

今年は何をしたかもうあまり覚えてないですが、

振り返ってみると韓流ドラマをいっぱい見たなあ。。。と(笑)

いや本当に。

独り言でつい口からハングル語が出てくるほど^^;

ちなみに

こんにちは「안녕하세요?(アンニョンハセヨ)」

を直訳すると、「安寧でいらっしゃいますか?」

(安寧=無事でやすらかなこと・世の中が穏やかで平和なこと)

ということらしいですよ。

私に一番初めにヨガを教えてくれた先生が

その頃『冬のソナタ』にハマっていて、

私は若すぎたので誘われませんでしたが、

おばちゃんの生徒さんたちを引き連れて韓国旅行に行ってました。

『韓流のあの日本にはもうないピュアなところがいいのよ(*´∨`*)』

と言っていて、

『へ〜っ。おばさんになったらそういう風になってしまうのか。。。』

と人ごとのように思っていましたが、

まさか自分にもそんな時代が来るとは(⦿_⦿)

でもヨガの教え方やら喋り方やら、

何かとその先生に似てきているような気がします。

多分私が憧れたり目指してたような感じとは正反対なんですけど

(私はもっとシャープで都会的な感じを目指してたんで 笑)、

自分の理想の方へ向かう、

というよりやっぱり引力には逆らえないというか、

勝手になるようになってしまうみたいです。

韓流ドラマの中では歴史物とかが結構好きなのですが、

なんなんでしょうかね、

あのハラハラドキドキは(≧∇≦*)

史実を基にしてるので誰が天下取るかとかはだいたい分かってるし、

最後の最後はどうなるかもわかってるんですけど。

みんな死ぬって(笑)。

私たちの人生も同じことなんでしょうね。

ドラマの中にいるから、

一寸先の展開もわからないしハラハラドキドキですが、

最後もちゃんとある、

というのは私を安心させます。

そしてハッピーエンドの幸せな物語も

ハッピーエンドでない悲劇の物語も、

ドラマとしてみたらどちらも面白いです。

ひとつ好きだったものの中にハングル語を作った王様の話があります。

(完全なノンフィクションではないです)

当時は難しい中国の漢字しかなかった朝鮮で、

勉強する機会が与えられない農民でも、

今の世がどういう状況なのか情報を知ったり自分で判断したりできるように、

誰にでも半日で習得できるぐらい簡単な

ハングル語を生涯をかけて創り出した王様のお話です。

農民なんかが自分の意見や知識など力を持ってしまったら、

上の階級の人達には都合が悪いです。

秩序が乱れるなんてそれはもう怖いことです。

なので色んな戦いがあるのですが、

皆それぞれの立場があって自分の信念に従って

必死に生きている訳ですから、

反対意見の言い分や恐れもよくわかります。

そしてハングル語の制作過程で様々なブラックな事が繰り広げられます。

まあ時代も時代ですしドラマということもあって

反対する奴は殺しとく?

みたいな(笑)

世の中をなんとか公平にしたいと願う王様に協力してくれた味方達が、

次々と命を落とします。

多くの犠牲者を出した後、

ようやくハングル語という新しい言葉を世に出すのですが、

最後王様はボソッと呟きます。

『一生懸命やったけど、

これが本当に正しかったのかどうかはわからない。

その判断は後世の人に託そう。』

本当に戦い抜いた後ってこんな感じなのではないでしょうか。

戦うこと自体も面白いですし、生きている感もあります。

自分の信念も貫いたけど、愛する人も全員失った。

しかも自分が良かれと思ってやったことが、

本当に世にとって正しかったかどうかは、

よくわからない。。。(笑)

それは後に続く人がどのように活かしてくれるかによって

かなり左右されるもので

そこのコントロールの執着は手放すしかなく、

自分が生きている間に成果を見ることはできない、

っていう。。。

今年もひとつ歳を取り、来年またひとつ歳を取ります。

世界がいつか私に幸せを運んできてくれたらいいな〜、

とヌボーッと待っていた私が、

こんなドラマに心底共感する年頃になってしまいました。

今年出会って下さった方々、本当にありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたしますm(__)m

Makiko