リシケシュ(インド)への旅4

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クリスマスの朝。
ドアを開けたらクリスマスプレゼントとカードが置いてあった。
このアシュラムに滞在してるカナダ人の子達が、置いてくれたみたい。
ほんわか、温かいきもちになる。

このアシュラムはカナダにも支店があることから、
カナダからの生徒が多い。

お昼ご飯の前にシャーワーを浴びた。
朝晩は寒すぎてシャワーを浴びる気にならないので
ここへ来てからは太陽があがってから浴びる事にしている。
ドライヤーを忘れたけど、昼間髪を洗ってそのまま10分ぐらい外に出ると
太陽の熱ですぐ乾いてしまう。

しかしこの日は恐れていたことが起こった。
1日1回はなる停電。
なんとシャワー中に起こってしまったのだ。
髪にシャンプーをつけた瞬間に
お湯から冷水に。。

ギャーっと叫んだときに、誰かが部屋をノックしたような気がしたが
それどころではない。

息を殺して冷水を浴びる。
これも滝に打たれる修行だと思う事にする。

無事修行が終わってほっとしていると、
再びノックの音が。。。

ドアを開けると背の低い日本人の若い女の人が立っていた。

“今日から一緒に部屋使わせてもらってもいいですか?”

めっちゃ、大阪弁や。

”どうぞどうぞ。お名前は?”

”まきです”

同じ名前!

短い冬休みをやりくりしてインドに来たMちゃんと
その後5日間部屋をシェアすることになる。

Mちゃんは仕事の都合でもう何度もインドに来ているのだけど、
ヨガをしたり、ましてやアシュラムに泊まったり、
なんていうのは初めてなんだそう。

でも、インドの文化やインド人が大好きな感じが
ひしひし伝わってくる。

この日の午後はアーユルベーダ全身マッサージ60分コース(1000円)を
受ける。
全裸になってベットに横たわり、オイルを全身につけられる。
寒いのでストーブをつけてもらう。
今また停電になったら、泣く。
マッサージのお姉さん、思いっきり力を込めてさするさする。
摩擦で身体熱くなるほど。

60分後、久々にすっきりする。
Mちゃんに ”なんか顔がしゅっとしたね”と言われたほど。

そしてこの日を境に、もう寒さとはおさらばしたのだ。
朝晩もう以前ほど寒さを感じなくなった。
今日はクリスマスなので、アシュラムの人たちと
近くのレストランにクリスマスパーティーに行く。
カナダ人の人たちがレストランの厨房を借り切って
カナダ料理を振る舞ってくれる、とのこと。

私とMちゃんはインド人達と同じテーブルにつく。

前菜のパンプキンスープの後に
メインのプレートが出てきた。
ポテトと、ハンバーグみたいなものと、ゆで卵のサラダ。
今日はカレー味じゃない!
でも一応ベジタリアン用に、ゆで卵の黄身はちゃんと
省いてある。
それでも同じテーブルのインド人達は、卵の白身も見るのが
嫌みたいで、お皿から取り除いて、ってウエイターに頼んでいた。

リシケシュのレストランでは、アルコールも一切ない。

でもインド人よく喋る、よく笑う。
アルコール全く要らない気がする。

よく笑った晩ご飯の後、アシュラムの部屋に2人帰る。

”なんでインドでヨガが生まれたのかわかる気がするわー”
とMちゃん。

しかし私たちが気づいたのは、ここのカナダ人達
あまりインド人と喋ろうとしないのだ。

”あの金髪ヤロウたちヨガのポーズはうまいけど
インドや、インド人には興味ないって感じよね。”

私は断然インド人の方が喋りやすい。
あんなにマイペースでリラックスされてたら、一緒にいて超居心地がいい。

金髪ヤロウたちも、1人1人はいい人っぽいのだけど
団体で固まると強いというか、怖い感じがする。

その夜は何を2人で喋ったのか全く忘れてしまったけど
夜中まで笑い転げていた。

すっかり夜のサイレントタイムなのだが、
笑いがおさまらない。

独りでいると、気楽で自由だけど
こうやって腹の底から笑うという事はまずない。
人といるから楽しいのだ。

たぶん、隣の部屋の人には
”あの日本人ヤロウうるさいわね”
と思われてたに違いない。